どうも、タイトルは2025年とか書いてありますが正しくは2024年10月の話ですがまあ3ヶ月しか変わらないのでオッケーにしといてください()
目次
RTX 3070を買うまでの経緯
グラボ遍歴について
そこそこ長いんで適当に本題まで読み飛ばしてくだせえ
筆者は2019年末、高校生当時に中古で買ったGTX 1060 6GBをずっと使ってきて、新しいグラボに変えようにもCPUが骨董品i7 4790Kを使ってたせいでボトルネックが気になりなかなか買い替えれずにいました
まあそんなこともありつつ2024年夏までこの構成を使い続けてきました、が流石に限界で意を決してAM5・Zen4環境に移行しました。しかし肝心のグラボを買う金がなくて結局1060 6GBを少しの間続投。
そんな頃に約6000円でジャンク完動品のGTX 1080Tiが手に入ったので即乗り換えたわけですがこれがまーーーーーーーーーーー快適でして、なんと言ってもVRAM 11GB・484GB/sが年式にしては潤沢すぎて4KゲーミングにもLightroomにもAIぶん回すのにも最強だったんですよね。
1060の6GBも当時のミドルにしては多い方だったのですが流石に2024年のコンテンツを稼働させるには力不足でしたが11GBは破格でしたね。処理性能も2倍以上になっていたので最高です。
なぜRTX 3070を選んだのか
ここからが本題です、1080Tiベタ褒めだったのですがなんで1080Tiから乗り換えたかと言うと
単純明快「RTXじゃないから」です
単純なGPU性能やVRAM容量、速度などを考えるとRTX 3060程度の性能はあるので十分ではあるんですがいかんせん旧世代なせいで非対応の機能が多すぎるんですよね。
レイトレーシングはもちろんDLSSやAI周りの機能が軒並みRTX/GTXで線引きされています、例を挙げろと言われるとこれといったものは思いつかないのですがとにかく
「あ、この機能面白そう試してみよ」→「RTX限定機能です」の流れを幾度と経験したので流石にあかんなと思った次第です。
で乗り換え候補を考え出したのが2024年8月頃。条件をまとめると
これを満たすものがこれら(1080Ti比、TDP、VRAM容量、2024/8時点での相場)
- RTX 2070 SUPER (100%、215W、8GB、約2.5万円)
- RTX 2080 SUPER (115%、250W、8GB、約3万円)
- RTX 3060 (90%、170W、12GB、約3.3万円)
- RTX 3060Ti (117%、200W、8GB、約3.6万円)
- RTX 3070 (138%、220W、8GB、約4万円)
- RTX 3070Ti (148%、290W、8GB、約4.5万円)
- RTX 4060 (100%、120W、8GB、約4.5万円)
これからそれぞれの総評をしていくと
- 2070S:VRAM減少、同等性能に金払いたくない
- 2080S:VRAM減少、ワッパ悪い
- 3060:VRAM増えるけど性能落ちる
- 3060Ti:VRAM減るし大して性能上がらんし
- 3070:VRAM減るけど性能向上とワッパ、コスパいい感じ
- 3070Ti:VRAM減るし3070無印のワッパ悪化版
- 4060:VRAMがゴミすぎる却下
で最終的に残ったのがRTX 3070ってわけです。完全に妥協ですはい
3080は当時の相場的に10GB LHRとかでも5万切りはちと厳しかったのと320Wのグラボ扱いきれねえよってので自然と候補から外れていました…
こうして妥協の塊であるRTX 3070を購入しました…
性能は結構伸びるしRTX 30シリーズなので新しい機能にもある程度対応しているものの、VRAMが11GB → 8GBにダウンするのはかなり抵抗ありました。
実際1080Tiを使っていても使用量が8GBをオーバーする場面は何度も見ているので抵抗というかもう普通にやめておくべきだったなぁと今になって思います…
RTX 3070を購入してみて

まあ正直言えば1060 6GB→1080Tiほどの感動はないですね、性能の伸び的に1080Tiから1.5倍程度なのでそんなもんといえばそんなもんでしょう。
それよりもグラボがシングルのシロッコファンからトリプルファンになったのでTDP220W超えながら非常に静音で素晴らしかったですね、でもこれって3070って言うよりASUS TUF GAMINGが優れてるだけ…
で、で、当初から懸念していたVRAM問題はやっぱり直面しました



全然足りません普通に、1080Tiだと処理性能的にきつかったWQHDや4KゲーミングをしてみようにもすぐにVRAM使用率が頭打ちになってプチフリしたりフレームレートが安定しなかったりと散々です。せっかくの高い処理性能の意味がありません。
Lightroomも42.4MPのRAW現像をしているとAIノイズ補正とかをやらなくても勝手に一杯になります(まあこれはLr側の使い方も下手だけど)
卒論で画像処理を少しやったのですがVRAMが全然足りなくて本当にお話になりませんでした。
処理性能自体やワットパフォーマンスなんかは全然満足の域なのですが、新機能を試すとか以前にVRAM 8GBに落ちるとここまで修行になるのかと実感しました。よく考えたら1060のころから2GBしか増えてないんだしそらそうかって感じもします。
結局秒で乗り換えたくなりましたね。
でここで「本当に3070以外になんか良いグラボ無かったんか~?」と調べはじめると…↓↓↓↓
”ヤツ”の存在に気づいてしまう
と、ここまでで詳しい方なら気づいているかもしれませんが私はある重要なものを見落としているんですよね
はいそうです、RTX 2080Tiをガン無視しています
いや、ガン無視してたわけじゃないんですよ。認知はしてたししっかり検討はしてたんですけど完全に勘違いをしていまして
「3080が無印でもTDP 320Wだから前世代のTiは流石に320Wだろうなぁ厳しいなぁ」とか思ってたんすよね、それが蓋を開けたらあら不思議なんとTDP 250Wじゃあーーりませんか!

もう完全に絶望しましたよね。しかも調べると2080Tiって3070と3070Tiの間くらいの性能あるらしくて普通にスペックでも負けてて更に中古相場3070より安いとか死体蹴りですよこんなん。
これ自分でも思ったし友人にも似たようなこと言われたんですけど
「2080Tiってワッパちょっと悪いだけでコスパと性能とVRAM3070の上位互換じゃん」
ってこんなん3070買った俺がアホみたいじゃないっすか、いやアホだけど
絶望してるときの俺のツイート↓
いやでも30シリーズにしかない利点もきっとあるから…となんとか3070買った自分を正当化しようと30シリーズにしかない利点を色々探したんですけどこれがあんまりないんですよね(笑)終わり
DLSSは精度や速度に違いはあれど20でも対応してるし、デコーダーがAV1対応だけどデコードだし…
DLSSのフレーム生成やAV1エンコードは40シリーズにならないと非対応なので30ってなんか…うん…
とまあ初心者が現行モデルの4060を選ぶなかあえて3070を選べるような人なら2080Tiのほうが良くね????????って話でした。
3070買う前にこれに気づいていれば多分2080Ti買ってた。そして同じ過ちを繰り返さないために3060 12GB買おうとしてた友人を無事に2080Ti沼に落とした。(それこそ過ちだろとかはナシ
まとめ:グラボに3万円出せるならVRAM 8GBは即切りしよう
とまあ3070を買ってしまった後悔について振り返ったわけですが真面目に2025年においてグラボを買うときにVRAM 8GBは速攻切ったほうがいいです
ライトゲーマーとかならいいかもしれませんがワンチャンAIやるかもとか動画、写真編集やるかもとかゲーム以外の用途の可能性が微塵でも考えられる人は8GBじゃ絶対後悔します
ゲーム用途に限ってもWQHD解像度で8GBだと悲鳴を上げるので無理です。
というかそもそも諸悪の根源はNVIDIAがVRAMケチることだよいい加減にしろ、なんで3060に12GBあって3070/Tiが8GBしか無いんだよおかしいだろ。Radeon使おうにも俺はCUDAに命を握られてるんだ、すまん。
2025年1月現在、なにをトチ狂ったのか卒論のためと称して
RTX 4070Ti SUPER 16GB を購入してしてしまいました。

卒論の画像処理でどうしてもVRAMが必要で確保したので終わったら3070に戻ろうかとか思ってたんですけどVRAM 8GBに戻るの多分無理だろうなってことでそのまま乗り換えを決定しました。
もうね4070TiS頑張って買った甲斐あるよ、VRAM 16GB最高すぎる、もうなにも怖くない
この記事を書き始める直前に3070は手放しました
お前は悪くない、NVIDIAが悪いんだ。
ということで長々となんかかきましたが皆さんごいっしょに
VRAM 8GBはしんどい!!!
でした、ではまた次回…….
コメント